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経営者に必要な食べ物・・・思食(しじき)の食い方を忘れた人たち

ブッダは「自分」というものを非常に細かく観察されました。また、ブッダは生きるためにどういうことが必要であるかを非常によく考えてそして、生きるための滋養分として「①物 ②接触 ③意志 ④記憶(意識/無意識)=四食」という分類をしています。

生命を維持するために、四種類の栄養が必要です。一つ目は食べ物・飲み物などの物質です。残り三つは、こころを支え、自分を作る精神的な栄養です。食べ物などはいのちを支える栄養の四分の一に過ぎないと理解する必要があります。栄養の四分の三は、こころの栄養が必要としているのです。


・段食・・・普通の食べ物
・触食(そくじき)(phassa)・・・ ストロークを食らう


精神的栄養の第一は、触(phassa)です。眼耳鼻舌身意という六根に色声香味触法というデータが触れて、意識が起こるのです。心地よい意識、嬉しい意識、承認される意識


■猿の実験でこんなな報告がされています。

ハロー研究です。
「サルの新生児を社会的遮断状況に置いて成長させ、12ヶ月後にサルの社会に戻しても交渉がもてなかった」、「サルの姿だけ見せてガラス越しに育て、身体的接触のできない状況に置くと、じっと動かない、虚空を凝視する。自傷行為をする奇妙なサルとなる」と報告しています。
川部寿美子氏は「群れの研究」で、6年間7匹のサルを単独隔離して成長させ、和歌山県の無人島に放した報告をしています。何年たってもこのサルは群れを作らず、独居生活を続け、メスザルにプロポーズすることさえ知らないので、その無人島には赤ちゃんのサルが誕生しなかったというのです。
猿のような動物で、より本能的で野性的に自然に生きる動物でさえ、家族や仲間、ストロークを生きるために必要とするのです。親の愛情やストロークが大切であると一般的には考えられがちですが、子供の側の愛らしさも大切です。
もう一つのハローの実験ですが、自閉的な子ザルを親ザルにあてがうと、一生懸命面倒をみてくれるが子ザルが一向に反応しないと、だんだん面倒をみなくなるというのです。赤ん坊がやがてニッコリと笑うから、親も回りも一生懸命に尽すのだと言えます。


・思食(しじき)(mano sancetan?)・・・思いを食らう


精神的栄養の第二は、意思・意欲(mano sancetan?)です。苦を変えたい、という意思が生じるのです。常に苦があるから、常に意思も生じるのです。意思が強いときは、活発に生きるのです。意思が弱くなると、生きる力も弱くなってしまうのです。


・識食(しきじき)(vinn?na)・・・繋がりを食らう


精神的栄養の第三は、識(vinn?na)です。関係性の認識を続けることはこころの栄養なのです。五識で色んな文化や出来事に触れる感動です。人との繋がりがもたらす思い出の記憶、「私は生きている」「繋がっている」という意識・自覚・力が人間として生きることを支えています。このように、心のはたらきが身を支える食であることから、私たちは、「意識を食としている」といえるのです。 意味を食らう次元です。阿頼耶識の栄養です。

この三つの食が不足すると、生きる事に疲れてしまうのです。身体がビタミンやミネラル不足で不調をきたすように、ハツカネズミが回転巣箱に生きるような負の人生サイクルを強固にしていきます。


私達はそもそも、人は自分の好きなことや、やりたいことを知っているのですが、知っているのに探そうとするのです。
「自分の願いなんて、どうせ叶わない」と思いこみ、そのやりたいことや願いに許可が出せない。だから、今の自分ができることばかりをやるようになる。
しかし「できそうなこと」の中には、心が震えることはない。
「できそうなこと」の中から「やりたいこと」を探す。
これが、終わりのない「やりたいこと探し」の始まり。
問題の本質は「やりたいことができると思えない」こと。やりたいことは、最初から分かっている。
触食(そくじき)の不足、識食(しきじき)の不足から人生に対する不安感が強くなりすぎると、人は、向き合うことを避けるようになる。そして、現実からの逃避が始まってしまう。
「もう自分はダメだ」ということを感じたくない。だから、そもそも「何も望まない」「何もやらない」ことにする。不安や恐怖が大きすぎて、大事なことに向き合えなくなってしまうのだ。そしてアドラー流にいえば不幸を望む深層心(阿頼耶識)と幸福を望む意識の二重構造(ダブルバインド)で命が無駄に消費されていきます。
ここにルサンチマンが増殖する土壌があるのです。
人生を変えるために大事なことは、自分が抱えてきた「思い込み」と、その思い込みから生まれた「恐怖」と向き合うことです。そして、現実と向き合う姿勢を取り戻すことだ。
自分はどんな思い込みを抱え、そのせいで恐怖が生まれてしまったのか。
それらの思い込みや恐怖と向き合い、まず気づくこと。そして勇気を出して初めの一歩をまず踏み出すことこそが、人生を変える方法です。その時、そのエネルギーのもとになる食べ物が必要になります。


■思食(しじき)の中身

人間の根底にあるもの 昔話の中に隠されている心理

シャーデンフロイデとは何らかの不公正や不平等を感じていた者が、他者が見舞われた不幸によって果たされる消極的な復讐と私達はすでに学びました。
・母を殺された子ガニが、協力者を得て、猿をやっつける話
・舌切スズメ いじわるおばあさんに仕返しする話です
・はなさかじいさん ポチを殺したおじいさんにばちが当たる話もあります。
・日本一有名な話「桃太郎」と同じです。桃太郎をすごく簡単にいうと、都で狼藉を働く鬼を桃太郎がやっつける話です
そう考えると、同じモチーフの話が数多く生き残っていることに気がつきます


なぜこういう話が数多く生き残ったのか?それは「人生の真実」を語っているからです。

すべての人にとって、人生の目的とは「復讐」なのかもしれません。
復讐の相手はそれぞれです。馬鹿にされた幼少期の友であったり、先生であったり、社会であったりします。
「復讐の成就」こそが、人生の物語のテーマなのかもしれません。
これが思食(しじき)の中身です。この復讐心は「志」と表現されるものと根を同じにします。



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